ドライスーツの選び方はこれ

海へ潜れダイビング!「ダイビングの魅力」

ドライスーツの選び方はこれ

先程もドライスーツの種類について言及しましたが、それでは実際の選び方なども紹介していきましょう。ちなみにドライスーツには、大分すると、「ネオプレーン型」と「シェル型」がありまが、特に日本では「ネオプレーン型」は多くを占めており、逆に海外では、「シェル型」がメインをしめております。さて、そんなわけでそれぞれの特徴をもう一度おさらいしてみましょう。

ネオプレーン型

ネオプレーン型の商品に関しては「素材がネオプレーン(ネオプレーンは実際の所デュポン社の商品名で、純粋な素材としての名前は発泡クロロプレン)で出来ていて、素材自体に防寒性能があるドライスーツ。」のことをいいます。特に日本では多い型になっていて、このネオプレーン型には以下の様な特徴があります。

ネオプレーン型の長所とは?

素材自体に防寒性能があります。
素材のネオプレーンの中にちっちゃな気泡がたくさん封じ込められているので、その空気が断熱の役割を果たします。よって防寒性能に強く、特に若干寒い時期にダイビングするのであれば、役に立つかと思います。
スーツの中に着る断熱着にシビアにならなくてもよくなります。
このネオプレーン型であれば、比較的インナースーツが薄いものを着ても大丈夫ということです。
実際に、綿でできたスェットパンツとトレーナーというのが、ネオプレーンの中に着る服の定番になっています。
体にぴったりしたフィットが可能です。
インナーをみっちり着こまなくていいということと、生地自体が伸縮性に優れているということなので、比較的体にピッタリとフィットしたスーツを着ることが出来るようになっています。特にフルオーダーの場合しっかりと採寸し、自分の体にあった物を選ぶと良いかと思います。

ネオプレーン型の短所とは?

長く使うと、生地にへたりがでる
一見メリットばっかりに見えますが、素材の弱点というものもあり、頻繁に潜る方で大体3年、普通の方で5年程度たつとネオプレーン型のスーツは生地がへたってしまうケースが少なくないようです。これは、素材の中の気泡同士がくっついてしまうためにおきるもので、ネオプレーンの宿命とも言えるでしょう。最近販売されているものは、いくらか改良が加えられており、徐々に、記事のヘタリや不具合が遅くなってきており、使用できる寿命が伸びてきているといいます。
水深深く潜ると、防寒性能を失う
防寒性能があるネオプレーン型のスーツですが、素材の気泡から発生していると説明した通り、水圧が高い場所まで潜ると、気泡が潰されてしまい、このネオプレーン型は防寒性能を失ってしまいます。特にインナーにスェットしか着ていないケースだと、浅いところでは暖かかったけど、深いところでは寒かったと感じるダイバーもかなり多くいるそうです。
余分なウエイトが必要
生地に気泡が含まれているということなので、生地自体に浮力が生じてしまっています。これはつまり、余計なウエイトが浮力を打ち消す文として必要になるということです。あまりデメリットと感じない人もいるかもしれませんが、その分余計なものが増えてしまうということでもあります。

シェル型

シェル型とは「スーツの生地自体に防寒性能がほとんど存在せず、スーツでは防水だけを行なうようになっているドライスーツ」だと思ってください。これはシェルという言葉自体が「殻」を意味する通りに、文字通り、防水の機能しかありません。ですから、スーツに防寒性能がないということで、断熱は中に着るインナーで行うことになります。

特に素材はファブリック(防水性能を持たせた布)が一般的で、シェル型は別名「ファブリック型」とも呼ばれています。また、一応、加硫ゴム製でも、特種なネオプレーン製でもシェル型に分類されることがあります。

ネオプレーンの長所

軽く、水切れが良い。
ファブリックのメジャーな素材、TLS(Tri Laminate Suit. ブチルゴムの表面をナイロンやポリエステルで皮膜した素材)でできている為、一般的なネオプレーン型より軽量になっています。更に、素材に吸水性が無いため、水切れが良いというのも一つの特徴だと思います。
生地自体は耐久性が高い。
生地に気泡があったりはしないため、繰り返しダイビングに使用しても生地がヘタったりするといった問題が起こらず、非常に長く使うことが出来きるようになっています。しかし、ラテックスのシールに関しては傷に非常に弱かったりする為、それに関しては取扱に注意が必要だと思います。
いろいろな水温に対応できます。
インナーを変える事によって様々な水温に適応することが出来、スーツとインナーで機能の分業(スーツは防水。インナーは断熱)が上手いことできています。特に、水深の深いところでも、断熱性能が変化しないという事も、一つの利点だと思います。というよりも、基本的にスーツ自体には防寒性がほとんど無いので、インナーを付けないとマズイです。

ネオプレーンの短所

フィットがややルーズです。
これはかなり好みの問題にもなってしまいますが、特にこのシェル型の場合中にインナーを着用すること前提の作りになっているので、基本的にはスーツがピッタリとフィットすることが無く、若干ルーズな作りになっているということもあります。
生地が伸縮しません。
特にファブリックのメジャーな生地TLSに関してはブチルゴムをナイロンでコーティングしたというものが多く、基本的に生地自体が伸縮しないことがあります。よって、そのためか若干動きづらいという人もいる可能性があります。
インナーが必要。
これは色々な水温に対応できるといった事の裏返しになるかと思いますが、インナーが必要です。特にシェル型を着てみて寒く感じたという人は確実にインナーを適度に着ていない事が問題で、特にこれをどのくらいきればいいのか最初は感覚的にはわかりづらいという問題もあるかと思われます。