ダイビングのプレイスタイル

海へ潜れダイビング!「ダイビングの魅力」

ダイビングのプレイスタイル

ダイビングには先ほど紹介したもの以外にも様々なプレイスタイルがあります。特にマリンスポーツとしてのジャンル分けの中にはフリーダイビングというような閉息潜水のうち、より競技性の強いものもあったりします。逆に競技性の少ないダイビングはスキンダイビングと称され、スキンスーツを着て、観光目的で海に入ることがほとんどです。一応レクリエーションとして楽しむアプネア(フリーダイビング)もあるのですが、特に競技性が高い物に関しては以下のようになっています。

アプネア、フリーダイビングの種類

スタティック・アプネア「STA」
呼吸を止め、水面に浮き、その時間を競います。世界記録は22分30秒。
ダイナミック・アプネア・フィン無し「DNF」
呼吸を止め、フィンをつけること無く泳ぎ、水平に何メートル潜水できるかを競います。
ダイナミック・アプネア・フィン有り「DYN」
呼吸を止め、フィンをつけて泳ぎ、水平に何メートル潜水できるかを競います。
コンスタント・ウェイト・フィン有り「CWT」
呼吸を止め、フィンをつけて自身の泳力だけで垂直に何メートル潜れるかを競います。
潜水中、ウェイトの量を変えてはいけません。
またガイドロープをつたって潜降、浮上してはいけません。
コンスタント・ウェイト・フィン無し「CNF」
呼吸を止め、フィンをつけることなく自身の泳力だけで垂直に何メートル潜れるかを競います。
潜水中、ウェイトの量を変えてはいけません。
またガイドロープをつたって潜降、浮上してはいけません。
フリー・イマージョン「FIM」
呼吸を止め、フィンを装着せずにガイドロープをつたって垂直に何メートル潜れるかを競います。
潜水中、ウェイトの量を変えてはいけません。
ヴァリアブル・ウェイト「VWT」
ザボーラという乗り物に乗って潜降し、ロープを手繰って浮上します。
潜水中、ウェイトの量を変えても良いです。
ノー・リミッツ「NLT」
ザボーラという乗り物に乗って潜降し、浮上します。
浮上にエアリフト等を使用しても良いです。
また浮上にガイドロープをつたっても良く、要するに何でもありルールのようなものです。

フリーダイビングの中には無茶な物もある

この競技としてのダイビングの中にはある程度無茶なものもあります。特に一般的に息を止めて深くまで潜ると肺が締め付けられ、スクイズ(スクイーズ)と呼称される障害が発生するとされており、肺にスクイズが発生したケース、胸壁から肺が剥離し、非可逆的な損傷を受けてしまいます。それにより過去には、人間が息をこらえて潜る理論的な限界水深は30数メートル程度と言われていたのです。

しかし、ジャック・マイヨールが1976年に100メートルの素潜りに成功したり、2007年6月ノー・リミッツでの最高記録はHerbert Nitsch ハーバート・ニッチ(オーストリア)でその水深は-214mに及ぶなど、その説を打ち破る記録を残しています。そのことから、一応今現在では、閉息大深度潜水時には、水圧により腹部の内臓が横隔膜ごと肺の方向に押し上げられ、肺のスクイズを防ぎ、肺ならびに周辺組織の不可逆的損傷を防いでいることが、明らかになっています。しかし、どちらにせよ無茶なダイビングだと思います。